新年明けましておめでとうございます!
【日本と世界をつなぐ】ワーホリキャリアプロデューサーの平渡です。
本年もワーホリ・留学を通じた「海外経験を活かして働く」ためのアドバイスをどんどんお届けしていきますので、改めてよろしくお願い致します!
まず2021年の冒頭は「ワーホリ・留学経験を通じてキャリアアップするための必勝法」というテーマについてお話させて頂きます。
ワーホリ・留学経験を通じてキャリアアップするための必勝法
私はワーホリ・留学を通じて海外から帰国した方々に対するキャリアカウンセリングを多数行っていますが、正直なところ海外経験を通じてキャリアアップ出来る方は意外に少ないという印象を持っています。
私の感覚でお伝えすると、海外経験を通じて帰国前よりキャリアアップする方は全体の30%程度だと思います。
逆に言えば70%近くの方は折角海外に行ったにも関わらず帰国前とあまり変わらないか、海外への滞在期間が「キャリアのブランク」とみなされてしまい大きくキャリアダウンしてしまう方も沢山いるということになります。
同じ海外に渡航するのにキャリアップする方とキャリアダウンしてしまう方がいるのは何故でしょうか?
この問いに対する答えはずばり
渡航前からしっかり準備と計画をして海外に行った方のみがキャリアップを実現出来る
と強く言わせて頂きます。
帰国後のキャリアアップを実現するために大きなポイントになるのが
①英語力(語学力)
②海外で身に着けた経験・スキル(帰国後の仕事で活かせるもの)
③海外で習得したグローバルな感覚
この3点で、チェックポイントはこれらの各項目が渡航前(Before)と帰国後(After)に大きく向上したかどうか?になります。
渡航前よりも帰国後に向上してるか?をチェックする3つのポイント
この3項目について少し解説させて頂きます。
①英語力(語学力)
まず海外に渡航する方に期待されるのが「英語力(語学力)の向上」ですが、現実的には海外に1年ないし2年程度滞在歴があるのに帰国後全く英語が向上しない方が沢山います。
これは非常に驚くことなのですが・・その原因は一体どこにあるのでしょうか?
その答えは
「渡航前に全く英語の勉強をしていないため、現地で急に勉強しても1年程度の滞在では英語力が向上できずに終わってしまう。」
というケースがほとんどです。
「海外に行けば自然と英語が出来るようになる」と考えている方も多いかもしれませんが、現実はそんなに甘くありません。
海外経験を通じて英語力がアップする方に共通するのは
渡航前にしっかり勉強して英語を「インプット」をした上で、海外滞在中にどんどん英語を使って「アウトプット」する
という点をしっかり理解して頂きたいと思います。
当然のことですが「インプット」されていないものは「アウトプット」出来ませんので、英語力の向上を実現したい方はくれぐれも渡航前に最低限の勉強をしてから海外に渡航するようにして下さい。
関連記事:ワーホリを通じた英語力アップのために渡航前にやるべきこと
②海外で身に着けた経験・スキル
次は海外で習得する経験・スキルについてですが、この項目でとても大切なポイントは
「帰国後どのような仕事を目指していて、海外渡航中にどのような経験やスキルを身につけたいのか?」
を渡航前に明確にしてから海外に出発する、ということです。
海外渡航の目的が明確でないと折角沢山のことを吸収できる素晴らしい海外環境にいるにもかかわらず、「自分は一体今何を経験しているのか?」自体が分からないまま時間が過ぎていくことになってしまいます。
私が皆さんにアドバイスさせて頂くのは「渡航後の就職活動で企業に提出する、あなたの海外渡航経験を説明する自己PR資料」(私の提案書)を作成するイメージを先につけてから海外に行くことです。
海外経験を活かした就職を考えている方は、帰国後の就職面接で必ず「海外経験を通じて学んだこと、仕事に活かせることは何か?」を聞かれますので渡航前からこの点をしっかり意識してから海外に飛び立つようにして下さい。
関連記事:他の候補者との差別化を図る「私の提案書」作成のススメ!
③海外で習得したグローバルな感覚
企業が海外渡航経験者に求めているものは「語学力」や「海外で得たスキル・経験」以上に、「海外で習得したグローバル感覚」であることを皆様に是非知って頂きたいと思います。
この理由は日本では急速に少子高齢化が進み人口減少が著しい中、多くの企業が今後海外進出やインバウンドをターゲットにしたビジネス展開に力を入れていかざるを得ないという点にあります。
このような時代に必要とされる人材はグローバル感覚を持っている方、具体的には
●日本だけでなく、世界中の方を顧客として捉えることが出来る感覚
●日本人だけでなく、世界中の方とチームを組んで働くことが出来る感覚
●日本人だけでなく、世界中の方と競争したり同盟したりすることが出来る感覚
を持った方々になります。
今後この「グローバル感覚を持った人材」の必要性は高まっていく一方ですので、渡航前からこの感覚を身に着けるようためのアンテナを高く立てて海外に飛び立つようにして下さい。
関連記事:【語学力があるだけではダメ!】グローバル人材とは誰なのか?
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如何でしたでしょうか?
今回の「ワーホリ・留学経験を通じてキャリアアップするための必勝法!」の答えはすべて
渡航前にしっかり計画を立て準備をしてから海外に飛び立つ
という点にあります。
海外経験を活かしてキャリアアップを実現する30%の人材になるためにはこの方程式が不可欠なので、2021年の年初に頭に入れて頂き今年1年を過ごして頂けたら大変嬉しく思います。
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ワーホリキャリアプロデューサー
グローバルプロジェクトカレッジ 学長
「日本と世界をつなぐ」グローバル人材(ワーホリ・留学経験者)紹介・採用支援の【ワーホリキャリ .com】を主催・運営しています!
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株式会社Jスタイルズ 代表取締役 / 明治大学料飲紫紺会 会長