こんにちは!
【日本と世界をつなぐ】ワーホリキャリアプロデューサーの平渡です。

 

前回は「グローバル人材採用を成功させる3つのポイント」というテーマについてお話させて頂きました。

参考:採用担当者必見!グローバル人材採用を成功させる3つのポイント

今回は関連するテーマとして「日本の飲食・観光業のグローバル展開に必要なワーホリ人材達」
というテーマについてお話させて頂きます。

日本の飲食・観光業はこれからグローバル展開を本格化する!

私は10年以上前から

今後の日本の基幹・成長産業は「飲食・観光業」になる!

と提唱してきました。

この日本の外食(飲食)業界は長期低迷を続けていますが、世界的に見て競争優位性が高い日本の飲食・観光(サービス)業は、国内だけに目を向けずに世界を目指すことにより大きなビジネスになる、とかなり前から感じています。

コロナ禍で非常に厳しくなってしまった飲食業ですが、中長期の生き残り戦略では「グローバル展開」及び「インバウンド対応」が非常に有効で重要な戦略になるため、この戦略の成否で企業の勝ち負けが決まるといっても過言でないと思います。

 

ひとつの例を挙げます。

昨年ワタミの会長に復帰した渡邉美樹さんが先日「新会社をつくり、和牛焼肉で世界進出に挑戦する」と発表しました。

参考:【ワタミ】薩摩牛A4ランクが3,980円で食べ放題!“高品質の和牛×最強のコスパ=ワタミの新焼肉事業”『上村牧場』が関西と海外への進出を決定!(PR TIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000009215.html

 

この発表を聞いて私は「あ、流石だな」と感じました。

そう感じた理由は「和牛焼肉」という業態をカミチク(和牛の生産者)さんとの合弁会社設立の

形で共同開発し世界に打って出る、という戦略にあります。

 

余談ですがオーストラリア・シドニー(オーストラリアは和牛大国)で和食レストランを多展開する私のパートナーが、以前から同様の戦略(日本の最強の武器である「和牛」をメインにした専門業態を作り世界展開をする)を考えていたため、このテーマについては私もかなり勉強させて頂いてきた経緯があります。

 

尚この戦略は先日のワタミさんの決算発表で行った

「10年後に売上を今の2倍(2000億円)にする」、

という宣言の裏付けとなる具体的な戦略そのものにあたります。

 

要するにワタミさんは今後この海外事業を通じて大きな売上アップを狙っていく、という意思表示をした訳です。

 

今までのワタミさんや他の大手企業さんも海外進出は行ってきたのですが、「テストマーケティング」

を兼ねながらの進出が多く、実態としては撤退や失敗も多かったように思います。

 

しかし令和の時代は大手の外食企業やサービス関連企業が

【本格的な海外進出】に打って出てるまた海外進出により大きな売上シェアを取りに行く

ケースがかなり増えてくると考えています。

日本の飲食・観光業のグローバル展開/インバウンド対応における課題とは?

同時に引き続きインバウンド(訪日外国人)の増大も見逃せない一大マーケットになっていくと思います。

コロナの影響で短期的には壊滅的なインバウンドマーケットですが、仮に復活までに時間がかかったとしても

中長期的に日本経済の成長を大きく後押しする一大需要になることは間違いないと考えています。

参考:ワーホリ・留学経験者が大活躍する「インバウンドのお仕事」(まとめ)

 

そして何より

インバウンド需要の拡大により日本の飲食・観光・サービス業が日本経済を牽引し、日本の成長を盛り上げていく!

というのが「アベノミクスの政策の中心=日本経済の成長シナリオ」であるため、日本政府としても国を挙げて何としてもこれを実現させたいところだと思います。

このように「インバウンド」と「アウトバウンド」の両方でグローバルに向かう日本の飲食・観光・サービス業なのですが、

残念ながら大きな課題を抱えてしまっています。

 

その課題の最たるものが「グローバル及びインバウンド対応が出来る人材不足」であり、この人材の

「数」の不足と「質」の不足の両方

を解決しないと日本の飲食・観光・サービス業の「本格的なグローバル化」は実現できなくなってしまいます。

 

それでは一体この「グローバル対応が出来る人材不足という課題」は具体的にどのように解決したら良いのでしょうか?

 

この答えは千差万別多くの選択肢があると思います。

特に飲食・宿泊業界などにおいては新たな在留資格である「特定技能」制度が出来たことにより、

これから加速的に外国人採用が増えていくことが期待されています。

参考:新たな在留資格「特定技能」について(法務省)
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000485526.pdf

 

しかし特定技能を活用した外国人材採用は正直

「質の高い人材確保」というよりも「圧倒的に不足している数の確保」

という観点が強いことは否めないと思います。

特に課題となるのが日本語能力(語学力)だというケースがまだまだ多いですし、受け入れる側の

日本企業が外国人の扱いに不慣れなため、外国人スタッフを上手にマネジメントできない結果

トラブルが頻発しているという話も良く聞きます。

 

私もこのグローバル人材不足を解決するためには「外国人の積極採用」が不可欠であるという考えには賛同しています。

 

日本は急速に進む少子高齢化時代を迎えて、就労人口がどんどん減っていってしまいます。

同時にアジア諸国と比べても日本人のグローバル化が遅れているため、外国人労働力が必要だという観点も

とても重要だと思います。

日本の「おもてなし」はグローバル感覚を持った日本人によって

しかしそういう前提がありながらも、私が考えているのが、

「外国人採用もさることながら、グローバル対応が出来る日本人をもっと輩出することはできないか?」

ということなのです。

 

当たり前かもしれませんが、日本の飲食・観光・サービス業のグローバル化を促進するためには、日本の飲食・観光・

サービスのすばらしさ、そして「日本のおもてなし」をよく理解している人材が必要です。

 

そもそも私は

日本の飲食・観光・サービス業が世界的に高い評価を受けている背景には、「日本人が持つ素晴らしい気質」がある


と考えています。

だからこの分野で世界で戦うためには、やはり中核人材に日本人がいることが不可欠だと思うのです。

また「日本人は世界一良いものを作ることが出来るが、世界一売るのが下手だ」とよく言われます。

残念ながら私もこの点に関しては全く同感です。

 

従って飲食・サービス業における優秀な「グローバル人材」とは

「日本のことを深く理解し、かつ世界を相手に商品やサービスを売るのが上手い人材」

と言えると思うのです。

 

それではそんな日本人は本当にいるのでしょうか?

もしいるとしたら、一体どこにいるのでしょうか?

その答えの一つが「海外の飲食店にいる」という点に、改めて注目していきたいと思います。

日本の「おもてなし」を広めていくワーホリ人材たち!

この説明をさせて頂くにあたって、改めて皆様に「ワーキングホリデー制度」について知って頂く必要があります。

参考:【改めて知っておきたい】ワーキングホリデー制度とその可能性!

 

日本は毎年約1万5千人の若者がワーキングホリデー制度、すなわち海外で就労できるビザを活用して海外に渡航しています。

そしてこのワーキングホリデー協定国で圧倒的に人気があるのが、英語圏であるオーストラリア・カナダ・ニュージーランドとなっています。

 

このワーキングホリデーでオーストラリアやカナダに行った若者は、現地で一体どのような仕事をしているのでしょうか?

答えは圧倒的に

現地の日本人オーナーが経営する飲食店で働いている

ケースが多いのです。

 

それでは彼らは現地の飲食店で働くことによってどんな経験を得るのでしょうか?

それは

・外国人のお客様に対して接客する経験

・外国人のお客様が喜ぶことは何か?を直接肌で感じる経験

・外国人スタッフ達とチームを組んで働く経験

なのです。

上記の経験は今までは「海外での思い出の一コマ」で終わってしまうケースが多かったのですが、

今後の日本は急速にインバウンド需要が伸びることが期待されており、彼らが
「帰国した後にこの経験をダイレクトに生かせる環境が整ってきている」
のが今回の大きなポイントになると考えています。

このようにワーホリで海外に行った方々の多くが「日本人オーナーが経営する飲食店で働いている」事実は、改めて大きく注目すべき点だと思うのです。

何故ならば

「日本はインバウンド対応が出来る人材が圧倒的に不足している。この課題を解決できるのが海外の飲食店で働いた経験のあるワーホリの方々だからだ!」

と強く確信しているからなのです。

インバウンドの復活に向けて

日本は「O・M・O・T・E・N・A・S・H・I(おもてなし)」をキャッチフレーズに東京オリンピックの開催を勝ち取ることが出来ましたよね。

参考:【東京五輪】世界をメロメロにした滝川クリステルの「オ・モ・テ・ナ・シ」スピーチ(ガジェット通信)

しかし私は実際に外国人の方が日本に来て東京の居酒屋に入って英語で話しかけてきた際に、店員さんに外国人慣れした方が誰もいない場合、嫌な顔をしてしまって(実際には困った顔をして、でしょうが・・)折角ご来店頂いた外国人のお客様をみすみす帰してしまうシーンを何度も目にしました。

そのような外国人のお客様からは

「日本はOMOTENASHI(おもてなし)の国と聞いて来たが、全然違うじゃないか!

という声が今にも聞こえてきそうです・・

 

参考:訪日外国人はどんな不満を抱く?どう解消する? 5つの原因と対策(訪日ラボ)
https://honichi.com/news/2019/09/26/traveldissatisfied/

 

目の前はコロナの影響により外国人観光客が激減していますが、コロナが収束したら再び日本の観光地は外国人観光客で賑わいを取り戻すことになると思います。(来年無事コロナが終息して東京オリンピックが開催になると良いのですが・・)

その時にこの外国人のお客様をしっかりおもてなしすることが出来るの一体どこの誰なのか?

それはずばり

「海外の飲食店で就労経験があるワーホリ経験者」

だと思うのです。

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如何でしたでしょうか?

今までワーホリ経験者は多くの企業から「海外で遊んで来たんでしょう?」と見られがちでしたが、このインバウンド需
要の盛り上がりにより一気にワーホリ経験者の方の価値が上がると思います。

従ってワーホリ経験者の方はこの「インバウンド関連のお仕事」を狙って海外での就労経験を活かすことが、キャリアアップにつながる大きなチャンスになると思いますので是非このチャンスをバッチリ掴んで欲しいと思います!

参考:ワーホリ・留学経験者が大活躍する!「インバウンド」のお仕事(まとめ)

 

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