こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。

私がキャリア相談を通じて常々感じるのが「企業に対する自分の売り込みが苦手な方が多い」ということです。

この「売り込みが苦手な理由」を紐解いていくと、一番の原因は「自己分析がしっかりできていない」ということがほとんどです。

よって今回は「ワーホリ後の就職は「自己分析」が成功のカギ!」というテーマについてお話させて頂きます。

就職活動がなぜ上手くいかないのか?

まず本題に入る前に、そもそも「なぜ就職活動が上手くいかないのか?」について説明させて頂きます。

私が見る限り「就職活動が上手くいかない」、または「内定がなかなか取れない」主な理由は下記の2点に集約できます。

①相手のことを理解せずに、自分本位の自己PRになっている

圧倒的に多いのがこのパターンです。

「応募先の企業がどんな会社で、求める人物像はどんな人なのか?」をしっかり理解せずに、一方的に自己PRをする方があまりにも多すぎます。

また自己PRが

●他人とほぼ同じになっている

●「何があなたの強みなのか?」がよく理解できない

●一番大切なキャリアのPRよりも「海外経験や語学を活かしたい」という内容がメインになっている

etc・・

このような方がとても多いのが実情です。

これでは面接前の書類選考の段階から、あなたの就職活動はとても厳しいものになってしまうのは当然だと言えます。

②あなたの強み(自己PR)が応募企業にどのように役に立つか?が伝わらない

いくらあなたが自分の自慢(自己PR)をしても、「応募先企業の役にたつ」ことがしっかり説明できないと企業からの内定には至りません。

また海外経験や語学力をPRする方が多いのですが、「海外経験と語学力」はあくまで+αの付加価値であり、企業が一番知りたいキャリア(仕事のスキル)ではないことがほとんどなのです。

関連記事:ワーホリ後の就職活動で英語力をPRする際の注意点
https://hirawatari.xsrv.jp/kikokusyuusyokueigopr/

あなたが就職活動でやらなくてはいけないのは、一方的な自分の自慢ではなく

「あなたは応募先企業の役に立つ(戦力になる)人材なので、採用しないと損をする!」

と先方企業に思ってもらうことなのです。

企業が採用活動で見ているポイントは2つしかない

実際に企業は採用活動を通じて、求職者のどんなところを見ているのでしょうか?

このポイントは実は2つしかありません。

1つは入社後「仕事で結果を出せる人なのか?」(スキルや経験)

そしてもう1つは入社後「社内のチームメンバーたちとうまくやっていける人なのか?」(人間性や価値観)

という点です。

よってあなたは就職活動を通じて

入社後「仕事で結果を出せて」、かつ「社内のチームメンバー達とうまくやっていける」ことをしっかり相手に伝え理解して頂く

ことがとても重要になってきます。

そのためにはまず

●「自分はどういう人間で、持っている強みは何か?」

●「相手企業はどんな会社で、どのような仕事ができる人材を求めているのか?」

をしっかり理解する必要があります。

まずは「自己分析術」のお話をさせて頂く前に「なぜ就職活動が上手くいかないのか?」の理由について理解をして下さい。

ワーホリ後の就職を成功させるための「自己分析術」

それではここから「自己分析のやり方」についてお話させて頂きます。

具体的には「自己分析」をするためには下記の2つ

●「自分のやりたい想い」を確認する

●「自分の適性と強み」を確認する

をやって頂きたいのですが、その前に下記の問いについて一度考えてみて頂きたいと思います。

●あなたにとって「一度しかない人生の目的」とは何か?

この問いの答えを明確にすることは、これからあなたが具体的なキャリアを決めていくにあたりとても重要なことです。

理由はこの質問はあなたの「価値観」や「将来のビジョン」を確認するものであり、「自己分析」に大きく関わってくるものになるからです。

私は

一度しかない人生の目的は、「自分のやりたい想いを表現して、具体的なカタチにすること」

だと考えています。

そしてこの自分の想いをカタチにした結果、「世の中の誰かの役に立つ」ことが仕事やビジネスの目的だと考えています。

そして企業には

●何を目的として存在しているのか?という「経営理念」(想い)があり、

●その経営理念を具体的なカタチにした「事業」があり、

●この事業を通じて「世の中に役に立つ」ことが存在意義であり運営目的

になるのです。

よってまずは「あなたの一度しかない人生の目的」をしっかり整理した上で、上記で述べた

①「自分のやりたい想い」を確認する

②「自分の適性と強み」を確認する

という手順で「自己分析」を進めて頂きたいと思います。

①「自分のやりたい想い」を確認する

これから就職活動をする皆さんは「やりたいことがなかなか見つからない」という方が多いのではないでしょうか?

現実的には「若いうちからやりたいことが明確な人」はそれほど多くないので、現時点でやりたいことが明確になっていなくても焦る必要は全くありません。

実際の就職活動においては

●「抽象的な想い」を「具体的なカタチにする」=「具体的な仕事を選ぶ」

ということになりますので、今の段階では

●「抽象的でも良いので自分の願望をある程度明確にする」

という作業をすることに大きな価値があります。

尚私はキャリア相談に来る方に「自分のやりたい想い」を探し出すために、下記の質問に答えることをおススメしています。

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■(ワーク)自分のやりたいことの見つけ方 次の質問に答える

①考えたり取り組むとワクワクして楽しいことは何か?

②自分を誇らしく思うことは何か?

③他人に自慢できることは何か?

④時間を忘れて夢中になったことは何か?

⑤他人に貢献して感謝されたことは何か?

⑥幸せや充実感を感じることは何か?

⑦目標にする人や尊敬する人がやっていることは何か?

⑧自分が得意だと感じることは何か?(他人に指摘されることでもOK)

⑨やりたくないことは何か?(消去法)

⑩苦痛に感じることは何か?(消去法)

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この質問に答えることにより、少しでも「自分のやりたい想い」が見えてきたでしょうか?

②「自分の適性と強み」を確認する

「自分のやりたい想い」が確認出来たら、次に自分の「適正」と「強み」を確認します。

そのために私が皆さんにおススメしているのが下記の質問に答えることです。

******************************
■(ワーク)自分の適性の見つけ方 次の質問に答える

①ワーク1から考えた自分の「やりたいこと」かつ「得意なこと」は何か?

②人と比べて得意なことは何か?

③周囲から褒められる長所は何か?

④大学での専攻、アルバイトでの経験など過去の経歴から自分にマッチしたことは何か?

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また下記の「4つの適性タイプ」のうちどれに近いか?を考えてもらうワークも推奨させて頂いています。

■ワーク)自分の適性の見つけ方 どのタイプに近いか?を確認
※4つの適性タイプ

Ⓐ「リーダー」タイプ

・高い目標達成意欲

・「人に勝ちたい」気持ちが強い

・意見をはっきり言いどんどん行動する

・集団を引っ張る役割を担うことが多い

・行動についてこれない方にイライラする傾向

Ⓑ「マネージャー」タイプ       

・高い協調性や面倒見の良さ

・人に喜んでもらい感謝されることが好き

・人の長所を見つけて人を褒めることが得意

・1人よりもチームでの目標達成を得意とする

・周囲を気にして自分が出せないことがある

Ⓒ「クリエイティブ」タイプ

・好奇心旺盛で新しいことを求める

・人よりも「アイデアや物事」に関心がある

・何かを発想したり追求することが得意

・目標達成より何かを作り出すことに喜び

・マイペースで協調性が弱い傾向

Ⓓ「コツコツ地道」タイプ      

・自分のペースで地道に作業をする

・物事にじっくり取り組むことが得意

・責任ある立場より、決まった範囲での仕事

・強い意見を主張することはあまりない

・決まったこと以外のイレギュラー対応が苦手

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上記の質問に答えることにより、少しでも自分の「適性」や「強み」が見えてきたでしょうか?

尚私は

「才能」とは自分に合った仕事を見つけること

だと考えています。

だから皆さんにはこの機会に「自分のやりたい想い」を確認した上で、「自分に合った仕事」を見つける努力をすることをおススメ致します。

何といっても自分に合った仕事(才能を生かせる仕事)に就くことが、最も良いパフォーマンスを出すことにつながります。

そして自分の才能を生かせる仕事をすることこそが、「幸せな人生を送る」ために最も重要な要素の1つであると確信しています。

参考:「自己分析のやり方」については大手採用支援会社が沢山の情報を提供しているので参考にしてみて下さい。

●Stepで解説! 「自己分析」の方法(リクナビ)
https://job.rikunabi.com/contents/howto/4143/

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如何でしたでしょうか?

上記の内容だけではなかなか「自分のやりたい想い」や「適性・長所」は見つけずらいかもしれませんが、
この機会にしっかり「自己分析」をして頂いた上で次のステップに進んで頂くことが重要です。

尚なかなか自己分析が進まない方は、プロのキャリアカウンセラーがしっかりサポートをさせて頂きますのでお気軽にご相談下さい!

関連記事:ワーホリ後の就職活動における「企業研究」の重要性
https://hirawatari.xsrv.jp/syuusyokuseikou_kigyoukenkyuu/

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