こんにちは!
「日本と世界をつなぐ」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。

私はワーキングホリデーや留学を追えて日本に帰国した方から沢山の「就職相談」を受けるのですが、最近は帰国後に「起業(独立)を考えたい」という相談が増えてきています。

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また現在新型コロナウィルスの影響で、企業への就職が非常に厳しい状況になっています。

そのためやりたいことがあるのだけれどもなかなか就職できないという方に、

●「この機会に「独立・起業を目指す」という選択肢もある」

というお話をさせて頂くことが増えてきました。

よって今回はワーホリから帰国後「起業をしたい方へのアドバイス」というテーマで皆様にお話させて頂きたいと思います。

一度しかない人生は何のためにあるのか?

まず独立・起業を実現する話の前に、皆様に一度しっかり考えて欲しいことがあります。

それはあなたの「一度しかない人生は何のためにあるのか?」というテーマについてです。

この問いに対する答えは人それぞれだと思いますが、私は

一度しかない人生の目的は、自分の想いを表現し、カタチにすることにある

と考えています。

そしてこの考えは起業の動機にダイレクトに関わってきます。

起業をするためには何よりあなたの「何かをやりたい!」という想いがあることがとても重要です。

この「何をかやりたいという想い」には

●実現したい世界観がある

●社会の矛盾や問題を解決したいと感じている

●憧れる方がいて、その方のようになりたいと感じている

など、様々な動機やきっかけがあると思いますがこの「この想いをカタチにしたい!」という強い願望が、あなたの独立・起業に繋がるとても大切な要素になるのです。

私は「起業するとはどのようなことなのか?」と聞かれたら

起業とは、自分の抽象的な想いを具体的なカタチにして、その結果世の中の誰かのお役に立つこと

だと答えます。

 

要するに起業とは

STEP1)あなたの叶えたい想いが存在する(=何かをやりたい!という抽象的な想い)

STEP2)その想いを形にする(=具体的なビジネスを創る)

STEP3)抽象的な想いを具体的な形(ビジネス)をすることにより、世の中の誰か(=顧客)のお役に立つ

という3つのプロセスを経て具現化出来るものだと定義しています。

そして

STEP1)の想いが「経営理念」になり、

STEP2)の想いをカタチにしたものが「ビジネスモデル」

になるんですね!

まずは独立・起業をするにあたり、このような考え方・プロセスがとても重要になってきます。

従って起業に興味がある方は、一度このことについてじっくり考える時間を取ってみて下さい。

「日本と日本人の素晴らしさを世界に広めたい!」という想い

私の起業の例でお話させて頂きます。

私は学生時代にカナダに留学をして、海外から日本を見ることにより日本の素晴らしさを沢山発見することが出来ました。

日本の文化や歴史は勿論ですが、日本の安全性や便利な生活に加えて日本独特の四季や日本の食事、全国にある豊かな観光資源など、

日本は本当に素晴らしいものが沢山ある魅力的な国だ!」と自分の国がとても誇らしく思えた

のです。

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そして私は日本という国だけでなく、「日本人が持つ気質はとても素晴らしい!」と感じるようになりました。

その気質とは多くの日本人が持つ「誠実」さや「勤勉」さ、そして高い「協調性」や「親切心」や「おもてなしの心」などです。

(その中でも特に「武士道」が特に素晴らしいと改めて感じています。)

※参考:武士道から学ぶ「一瞬を生きる」ということ(松下政経塾)
https://www.mskj.or.jp/report/2652.html

よって私はカナダ留学から帰国した後、「日本と日本人の素晴らしさをもっと世界中の人に知ってもらいたい!」という強い想いを持ち続けるようになってしまいました。

そしてこの「想いをどのようにしたらカタチにできるか?」を20代の間考え続けた結果

●1回目の起業(30才)では日本と日本人の魅力を盛り込んだ「日本の居酒屋」というビジネスを通じて、世界中の人々に日本を知って頂くと共に日本のことを好きなってもらいたい!

●2回目の起業(44才)では現在行っている海外経験を積んで帰国した「ワーホリ・留学経験者のキャリアサポート」というビジネスを通じて、日本のインバウンドマーケットの活性化とグローバル展開の推進に人材面から貢献したい!

と考えるようになったのです。

私の起業の場合は

STEP1)「日本と日本人の素晴らしさを世界中に広めたい!」という!強い想いがあり(経営理念)

STEP2)この想いを

●1回目や「居酒屋」というビジネスモデルで形にして

●2回目は「海外から帰国したグローバル人材の採用支援」というビジネスモデルで形にする

ことにより2回の起業を実現したのです。

起業のテーマをどのように決めるのか?

ここまでは「起業とはどのようなプロセスで具現化されるのか?」についてお話させて頂きました。

この後は「起業のテーマをどのように決めるのか?」についてお話させて頂きたいと思います。

このテーマを決めるまでのプロセスは、本当に人それぞれ異なるものだと思います。

スタート時点で「何で起業するか?」が明確な方もいれば、「起業する」ことは決めていても「何で起業するか?がなかなか決まらない」という方も多いと思います。

実は私も21歳で「30歳で起業する」と決めるまでは良かったのですが、その後「具体的に何の事業で起業をするのか?」がなかなか明確に出来ずに苦しんだ経験を持っています。

この正解のない「起業のテーマの見つけ方」を私なりに説明させて頂くと下記のようなステップになると考えています。

STEP1)自分のやりたい想いを確認する。(抽象的で漠然とでも良い)

STEP2)自分のやりたい想いを先に形にしているメンターを見つけて、その方の「考え方や思想」に触れる。

STEP3) 興味のあることにどんどん挑戦してみる。その結果経験値という「点」を増やす。

STEP4)上記2~3を繰り返しながら自分の形にしたい起業のネタをいくつも貯めて、最終的に一つに絞る。

まず一番初めに必要なのは「自分で何かをやりたい!」という強い想いです。

私は大前提としてこの「想い」がない方は、起業を目指すのは辞めた方が良いと考えています。

理由は起業家の想いこそが「経営理念」となり、この理念がないと「魂の入ったビジネスモデル」が作れないため事業自体がなかなか立ち上がらないからです。

そして多くの方のこの「想い」は非常に抽象的で漠然としているものだと思います。

先ほど私の例でお伝えしましたが、私は21歳の時から

●「日本と日本人の素晴らしさを世界中に広めたい!」

●「30歳で起業をして世界を相手に仕事をしたい!」

という抽象的な想いがありましたが、具体的にどのようにカタチにするのか?(何のビジネスで起業するのか?)が明確にできずに苦しんでいました。

しかし始めはこれで良いと思います。

理由はやりたいことが始めから明確になっている方は、実際にはとても少ないからです。

従って大切なことはこの「抽象的な想いを、如何にして具体的なカタチにするか?」になると思います。

メンターを見つけて、興味のあることにどんどん挑戦していく

この抽象的な想いを具体化するためには
STEP2)で述べたように「先にやりたいことを実現しているメンターを見つける」ことが非常に効果的だと思います。

このメンターには

●直接会って話を聞いて

●著書があれば書籍を通じて

●ブログや動画などがあれば出来るだけチェックして

などあらゆる手段を通じてその方に関するものに多く触れ、そこから多くのことを吸収することが自分のビジネスの具現化に役立つはずです。

またSTEP3)は経験をしないと分かりづらいかもしれませんが、若い時は様々な経験が足りないため、

●「興味があることにどんどん挑戦して「経験という点」をどんどん増やしあなたの想いとリンクさせていくことが極めて効果的」

なのです。

そして「この点という経験が沢山たまってくると、あなたの想いとリンクしてだんだん具体的なカタチになってくる」ことになります。

これはアップルの創業者のスティーブ・ジョブズの有名なスピーチにおいて「後から点と点がつながる」という形で見事に説明してくれているので是非こちらをご覧頂きたいと思います。

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※「Connecting The Dot.」点と点をつなげることに対して、スピーチでジョブズは次のように言っています。(動画もあります。)

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。
You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.


※参考:スティーブジョブスのメッセージ「点と点をつなげる」ために大切にしている3つのことhttps://www.countand1.com/2013/03/3-ideas-for-connecting-dots.html

起業家になるために身につけたい3つの習慣

次は私が起業を目指す学生や若い方に常々お伝えしている「起業家を目指す方に身につけて欲しい3つの習慣」についてご紹介させて頂きます。

①勝ち癖をつける

とてもシンプルなのですが、

起業家になるために非常に重要な習慣のトップがこの「勝ち癖」をつけること

です。

私は今まで色々な方を見てきましたが、何か目標を立てて物事に取り組んだ場合「何をやっても目標達成できない方」がいる一方で、「何をやっても目標達成できる方」がいることが分かりました。

一体この違いはどこにあるのでしょうか?

私が発見したのは

●「何をやっても目標達成が出来ない」=「負け癖」がついている方

●「何をやっても目標達成が出来る」=「勝ち癖」がついている方

ということであり、これは日頃のその方の「物事に取り組む習慣の結果」であると確信しております。

私の経験からお伝えすると、30歳を超えても「負け癖」がついている方はその後「勝ち癖」をつけることがとても難しくなってしまう傾向があります。

よって特に学生の方や20代の方は、普段取り組むことや自分が決めたことを「達成する=勝ち癖をつける」ことを今のうちからしっかり身につけることがとても重要です。

これは若いうちに身に着けないと後から身に着きづらい習慣と言えますので、この点はしっかり肝に銘じて頂きたいと思います。

②「出来ない」ではなくて「どうやったら出来るか?」と考える習慣

これも「勝ち癖」同様に、起業家を目指す方には非常に重要で必須の習慣と言えます。

そもそも起業とは新しいことに次々と挑戦することであり、

起業をした後は「自分の経験がない新しいことを、今自分が持っている少ない資源でどうやったら実現できるのか?」を考えて検証し実現するプロセスの連続

です。

よって少しくらい上手くいかなくても「出来ない」と諦めずに、「どうやったら出来るか?」を考え続けてカタチになるまでやり続ける根気強さが絶対に必要になってきます。

従って起業家を目指す方は新しい挑戦をした際に「出来ない」と考えるのではなく、「どうやったら出来るか?」を考えて試行錯誤する習慣を必ず身につけて頂きたいと思います。

③自分の適性やチームメンバーの適性を見つける習慣

沢山の人員が揃っている大手企業と違って、少人数で(場合よっては1人で)起業をすると多くの場合は起業家の強みを最大限活かして事業を立ち上げる必要があります。

また起業をチームメンバーと共に行う場合でも、始めは少ないメンバーで立ち上げることが多いと思いますので「チームメンバー個々の強みを最大限に活かす」ことが非常に重要になってきます。

ここで陥りがちな失敗例は「弱みを強化することに時間とお金を費やしたり」、そもそも「起業家の適性に合っていない事業で起業をしてしまう」ことです。

起業をすると沢山の競合他社と戦いながら、あなた独自の強みを武器にしてライバルたちと戦っていく必要があります。

私は

才能とは「自分の適性に合った仕事を見つけること」

だと考えています。

物事を成功させるためにはあなたの適性や強みを知り、その強みを最大限活かせる戦い方を目指すべきです。

意外とこの「自分やチームメンバーの適性(=才能)を見つける」という起業においてとても重要な視点を持っていない方が多いので、この機会に是非自分自身とメンバーの適性(=強み)を見つけるアンテナを高く立てて頂きたいと思います。

ビジネスモデル構築に必要な6つのチェックポイント

次は「ビジネスモデル構築に必要な6つのチェックポイント」についてご紹介させて頂きます。

このテーマは私が行っている「起業塾」の内容ですので、詳細を説明するとかなり長くなってしまいます・・

本当は細かく説明させて頂きたいのですが、今回は大切な2つの軸に絞って簡単にご紹介させて頂きたいと思います。

私が開催する「起業塾」では「ビジネスモデル構築に必要な6つのチェックポイント」として下記を挙げさせて頂いております。

■自分軸

①自分が本当にやりたいことであるか?(経営理念とのリンク)

②自分の適性に合っているか?(自分の才能とのリンク)

■マーケット軸

③市場は成長しているか?

④想定顧客(市場)の課題を具体的に解決出来るものか?

⑤自社の商品・サービスは、先行する競合他社の商品・サービスの問題点を解決できるものか?

⑥競合他社と比較した明確な優位性はあるか?

今回は「起業を実現するためにはどうしたら良いか?」というテーマのまとめとして、特に自分軸にあたる①と②をしっかり抑えて頂きたいと思います。

①自分が本当にやりたいことであるか?(=経営理念とのリンク)について

起業をすると次々とつらいことや厳しい現実に遭遇します。

そして事業が立ち上がるまでには相応の時間がかかるため、「取り組んだ事業を絶対にカタチにしたい!」という強い想いがないと事業を継続していくこと自体が難しくなります。

よって「本当にやりたいことに取りくむ」ということが本当に重要で、心から本当にやりたいことは周囲の方々にも伝わるので応援してくれる方を作りやすくなります。

この①はビジネスモデル構築の基本中の基本になりますので、シンプルですがとても重要なポイントになります。

従ってまずはこの点をしっかり抑えた上で起業を目指して頂きたいと思います。

②自分の適性にあっているか?(自分の才能とのリンク)

起業をすると先行する沢山の競合他社と戦っていく必要があります。

また起業した時には競合が少なくても、成長可能性があるビジネスモデルは後から競合他社がどんどん新規参入してきます。

その際にあなたの事業の強みを発揮するために一番効果的な方法は、「あなたの適性を最大限に活かしたビジネスモデルを作る」ことになります。

一般的には企業の「コア・コンピタンス(他社にない自社独自の強み)」と言われますが、まさに

起業した時のコア・コンピタンス=起業家自身

であると言えるのです。

よってビジネスモデルを構築する際は必ず「起業家(あなた)の適性に合っているか?」をしっかり検証するようにすることがとても重要になってくるのです。

参考:コアコンピタンスとは?定義と見極めポイント(あしたの人事)
https://www.ashita-team.com/jinji-online/category1/9358

 

今回特にお伝えしたかったのは「ビジネスモデル構築に必要な6つのチェックポイント」の「自分軸」にあたる①と②についてなのですが、「マーケット軸にあたる③~⑥」についても簡単に触れさせて頂きます。

③=拡大している市場をターゲットにしたビジネスモデルを構築する

④=ターゲット顧客を明確にして、その「顧客の課題を具体的に解決できること」が明確なビジネスモデルを構築する

⑤=先行する競合他社の商品・サービスの課題を見つけ、「その課題を解決できるビジネスモデル」を構築する

⑥=①~⑤をトータルして、競合他社との明確な優位性(参入障壁)を構築したビジネスモデルを構築する

この③~⑥もとても大切ですが、順番で言うとより重要なのが「自分軸にあたる①と②」であることを最後に付け加えさせて頂きます。

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如何でしたでしょうか?

今回はお伝えしたかったのは「自分の想い」と「自分の強み」をしっかり盛り込んだビジネスモデルを構築する重要性についてです。

これからの「人生100年時代」は会社に依存せず、多くの方が自立を目指す時代に突入します。

ワーホリ・留学から帰国後の進路の選択肢として「就職」以外に「起業」を目指す方は、是非今回の内容を参考にしてみて下さい!

関連記事:人生100年時代の働き方~キーワードは「自立」&「グローバル」~

※起業の想いはこちらをご覧下さい(「時代を切り拓く経営者TV」)↓

 

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