こんにちは!
【日本と世界をつなぐ】ワーホリキャリアプロデューサーの平渡です。

先日Newsweekでオーストラリア/ビクトリア州(首都:メルボルン)は、「コロナの新規感染者の拡大を受けて緊急事態宣言を4週間延長することになった」と報道されました。(2020年6月22日現在)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/71925.php

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※2020年9月6日更新
その後新型コロナウィルスの新規感染者数が抑えきれていないとの理由で、メルボルンでは厳しいロックダウン措置を9月28日まで延長すると発表されました。(CNNニュース)
https://www.cnn.co.jp/world/35159198.html
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コロナの影響でワーホリ・留学が延期になり、「国境が開いて次に渡航できるのはいつか?」とそわそわしている方も多いと思います。

しかし世界中でコロナ感染者はこのビクトリア州のように増えたり減ったりして、収束までには相当の時間がかかることが予想されています。

その結果多くの皆さんがワーホリ・留学計画をリプランしていることと思います。

その内容は渡航日程だったり、現地の学校や住居の手配だったり、お仕事探しだったり・・

そのリプランにあたりワーホリ・留学経験者に特化したキャリサポートをしている私が皆さんに強調してお伝えしたいことがあります。

それはコロナの影響で海外渡航が延期になったことにより
「キャリアのブランク」が今後のキャリア形成に大きなマイナスにならないように気を付けて欲しい!

ということです。

コロナの影響で「キャリアのブランク」が出来ないように気を付ける

ワーホリに行かれる方は人それぞれ様々な経歴を持っていると思いますが、多くの方が「一度社会人となってから数年働きその後退職をしてワーホリに行き帰国後再度就職する」というコースを歩むと思います。

 

皆さんワーホリで海外に旅立つ時は意気揚々なのですが・・「いざ帰国後の就職活動を始めるととても苦労する方が多い」という現実があります。

この理由は様々あるのですが、

一番ネックになる原因の一つが「キャリアのブランク」

であることが多いのです。

ワーホリは海外での就労経験が出来る素晴らしい制度なのですが、現地で働く方のほとんどが「アルバイト」か「インターンシップ」での雇用形態になると思います。

残念ながら日本の企業から見た場合ワーホリ期間というのは「(あまり責任のない)アルバイトをしていた期間」という見方をされがちです。

もっとシビアな場合は「長期休暇をしていた」、もっとストレートに言えば「遊んでいた」という評価になるのが現実としてあるのです。

勿論ワーホリでの経験をしっかり活用してキャリアップを実現する方も沢山いるのですが、私はワーホリを経験したことにより帰国後大きくキャリアダウンしてしまう方を沢山見ています。

 

もし「キャリアのブランク」が出来るのであれば、この期間は長くなればなるほど不利になります。

従ってワーホリに1年行ったとして「1年間のキャリアのブランク」であればまだ良いのですが・・コロナを原因に勤めていた会社を退職後、例えば

・渡航前=外出自粛などを理由に働いていない、もしくは渡航までの間簡単なアルバイトをしていた期間が1年
・ワーホリで海外渡航=1年間
・帰国後=就職活動準備や活動中再就職まで6か月
という状態になった場合、あなたのキャリアのブランクは「2年6か月」ということになってしまいます。

しかも今はコロナの影響で完全な買い手市場になっており、1つの求人に対して応募が沢山くるため求職者の選別がとても厳しくなってきています。

結果

「せっかく貴重なワーホリ・留学に行ったにも関わらず、帰国後キャリアダウンしてそのまま歳をとってしまう」

という方が多いんですよね・・

 

多くの方が大学や高校を卒業してどこかの会社に就職すると思いますが、新卒の時にはまだ社会に出て間もないため「明確なキャリア」というものがないケースがほとんどだと思います。

新卒~20代後半に向けてはその方の「キャリアの基礎」を作る大切な時期です。

企業がこの「キャリの基礎を作る大切な時期」のキャリアでチェックしている点は
●1つの仕事に集中できる適応力や忍耐力、そしてその仕事に対する責任感があるのか?
●何がその方のキャリアの基礎になっているのか?(新卒で働いた仕事の経験から判断)
●(新卒で働いた結果)その方はどのような適性があり、今後どのようなキャリアを目指し、どのようなアウトプットを出せる方になるのか?
ということなのです。

また企業は基本的に30才を超えた方には
・(近い将来)マネージャーになって部下をまとめてチームを指揮してもらいたい
・専門性を深めてより高度な仕事をしてもらいたい
このような期待を持っているケースがほとんどです。

このようにキャリア構築にとても大切な20代なのですが、ここで
●転職を繰り返したり
●責任が少ないアルバイトのキャリアしかなかったり
●仕事をしていない期間、即ち「キャリアのブランク」が長かったり
すると企業からの評価は大きく下がってしまい、その後の就職活動が非常に厳しくなってしまうことになるのです。

コロナ禍でもキャリアのブランクを作らないためにはどうしたら良いか?

それではコロナの影響で海外渡航日が決まらず、かつ現地で1年以上滞在予定で「長期のキャリアのブランク」が出来てしまいそうな方はどうしたら良いのでしょうか?

結論からお伝えすると

「渡航前、渡航中の期間=自身のキャリアアップにつながる期間、もしくはキャリアアップにつながる努力をしてきた期間」にしてしまう

 

のが一番の得策だと考えています。

そのために出来ることは、
・専門性のある(仕事で使える)語学力を身に着ける
・将来自分がなりたいキャリアに役立つ仕事をして、必要な経験を身に着ける(アルバイトでもOK)
・渡航先の外国人のお客様に日本に来てもらう企画を考えたり、具体的な提携先を現地で探す
などなど・・

参考:海外でのアルバイト経験はキャリアとして認められない?

 

そして何より大切なことは
・ワーホリで「海外に行く目的は何か?」
・ワーホリ期間中に「何を得て帰国したか?」
・ワーホリで得たことを自分のキャリア(転職先の仕事)に具体的にどう活かせるか?
を再度しっかり考えた上で、渡航前から「キャリアにつながるワーホリ期間」に出来るようにする準備をすることです。

ワーホリ・留学を通じてキャリアアップを実現しよう!

このように新型コロナウィルスの影響で海外に渡航出来ない待期期間を

「キャリアのブランク」ではなく「キャリアアップにつなげる時間」にしてしまう

ことはとても重要な施策になります。

そのためには皆様に

「今過ごしている時間」そして「ワーホリで海外で過ごしている時間」は「すべて帰国後のキャリアにつながっている

ということをはっきりと認識してもらいたいのです。

勿論キャリアのためだけにワーホリや海外に行くわけではないのですが・・皆さんと同年代の方々は同じ時期に勤務先を退職することなく一生懸命自身のキャリアップのために仕事に励んでいることを忘れないで欲しいのです。

企業から見た場合、

「1つのことに打ち込んで自身のキャリアアップのために一生懸命頑張っている人」と

「会社を退職して自由気ままに過ごしてきた人」

のどちらを採用したいと思いますか?

 

企業の立場になって少し考えたら簡単に分かることだと思いますが、沢山の採用人材の選択肢がある企業からしたら「キャリアのブランク」がある方は選びづらくなりことがほとんどですよね。

では勤めていた会社を退職してワーホリに行くことはマイナスにしかならないのでしょうか?

勿論そんなことはありません!
私は「ワーホリを通じてキャリアアップ・自己実現を実現する」ことを推奨していますので、

「ワーホリや上手に活用すればキャリアップにつなげることが出来る!」と確信しています。

 

参考:ワーホリから帰国後の就職を有利にするための3つのポイント

この機会に自分のキャリアの棚卸をする

私はこの機会に是非皆さんに少し時間をとって頂き一度

「ワーホリから帰国したらどのような仕事をしたいのか?」をじっくり考えてもらいたい

と思います。

そして「希望の仕事に就くために足りない経験やスキルは何か?」を自己分析して頂き、コロナで海外に行けずに国内待機している今の時間をその「足りない部分を身に着ける時間」として有効に使って欲しいのです。

実際は「将来何をしたいか分からないからワーホリに行く!」という目的の方も多いと思います。

勿論それはそれで問題ないのですが、ワーホリの皆さんに将来やりたい仕事に就いて聞いてみると、

・外国人の方に喜んでもらえる仕事をしたい
・海外に関わる仕事をしたい
・英語を使う仕事をしたい
・日本の素晴らしさを伝える仕事をしたい
・日本と世界をつなぐ仕事をしたい   etc・・
ほとんどの方からこのような答えが返ってきます。

だから皆さんざっくりですが、やりたい仕事のイメージは持っているわけですね。

しかしその「やりたい仕事が出来るだけのスキルと経験」を持っている方は本当に一握りしかいないのが現実です。

だからコロナで動けない今を「やりたい仕事に少しでも近づけるためのスキルや経験・知識をつに着ける時間」として大切に過ごしてもらいたいのです。

例えば

・仕事で使える英語(例:接客や電話応対など)を勉強する
・日本のことをもっと知るために勉強する(例:日本の観光地、歴史、文化など)
・興味がある国のことをもっと勉強する(例:オーストラリア、カナダ、フランスなど)
・興味がある国の方と友達になる  etc・・

このようなことは日本にいても出来ることですよね。

 

また現在している仕事が短期のアルバイトだったとしても

・接客の仕事とはどのように工夫したらお客様に喜んでもらえるか?
・今のお店に外国人のお客様を増やすために出来ることは何だろうか?
・マネージャー(例えば店長)になるためには、どのような経験とスキルが必要になるか?

上記のようなことは自分のアンテナを高く立てていれば、必ず学べることです。

皆さん「何の仕事をするか?(What)」ばかりに目が行きがちですが、視点変えて「何故その仕事をするのか?(WHY)」そして「その仕事から学べることは何か?(HOW)」に着目すると短期のアルバイトの仕事であっても将来のキャリアに結び付けることが出来ることが沢山あるはずです。

 

今回はお伝えしたいことが沢山あり、少し長くなってしまいました・・

最後にお伝えしたいポイントをまとめると、

コロナで海外渡航出来なくなってしまった期間は

・自分が将来やりたい仕事に足りない知識や経験・スキルを身に着ける時間にする

・短期のアルバイトであっても、アンテナを高く立てて将来のキャリアにつながることを貪欲に学び吸収する

それによって

「コロナによる海外渡航前の自粛期間を将来キャリアアップのために有効な期間」にしてしまいましょう!

ということになります。

 

私は「ワーホリ・留学経験者が日本のグローバル化・インバウンド需要の拡大を盛り上げていく!」という信念を持っていますので、ワーホリを通じてキャリアダウンしてしまう方が増えてしまうことを出来るだけ避けたいと強く願っています。

よってこの「コロナのピンチをチャンスに変えられるように」色々工夫をしながら頑張っていきましょう!

関連記事:コロナ禍における帰国後の就職活動の注意点(まとめ)

参考:ワーホリは帰国後の就職に不利になるのか?

 

 

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